第1章

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第二章 カノンと竜の鱗 ここは、クレストラ村、カノンはここで暮らしている。 カノンは今自分の工房兼武器屋で暇をもて余している。 「よっカノンちゃん、久しぶり元気だった?」 カノンに声掛けたのは、隣で道具屋を営んでいる。ゴッホという名の商人だ カノン「なんだゴッホのおちゃんか、なんか用?わたし今忙しくてしょうがないの」 ゴッホ「忙しいって、今カウンターで寝てたでしょ」 カノン「そんなこと無いって、それよりおちゃん都に行って来たんでしょ、なんか面白いことあった?」 ゴッホ「いやー、相変わらずだったよ、人が多くて、自分の作った道具を売って、引き上げて来たよ、どうも人ゴミには、慣れなくて、やっぱりクレストラ村がいいよ」 カノンはつまらなそうに話を聞いている カノン「おちゃんそんなこと言うために 私の眠り妨げたの!」 顔上げて詰め寄るカノン ゴッホ「まぁまぁ、怒らないでカノンちゃん、カノンちゃんが喜びそうな話もあるから」 カノン「ふーん」 ゴッホ「道具屋仲間から聞いたんだけど、 どうやら都の西ある、クレストラ山脈で、ドラゴンが巣ずくり初めたらしいんだ」 カノン「ドラゴンが!?」 ゴッホ「あーもう何人かクレストラ山脈え向かってらしい」 カノン「ドラゴンってことは、竜の鱗!」 ゴッホ「まぁ、そうだろうけど、子育て初めているドラゴンに向かって行くのは、正気じゃないね」 カノン「竜の鱗があれば、いろんな武器に使える!しかも1枚で半年は暮らしていける!」 ゴッホ「カノンちゃん話聞いてた?ドラゴンに向かっていったら、って」 店じまい初めるカノン カノン「おちゃん、んじゃちょっとクレスト山脈行って来るよ」 ダダダダダダダダダダダダダダダタ あっという間に用意し都に向かって走って行くカノン 呆然とカノンを見送るゴッホ
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