ミギ(・ω・ ) ( ・ω・)ヒダリ アッチヽ(・ω・ ) ( ・ω・)/コッチ

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森を移動し続けて数十分後分かったことがある。 それはこの森についてだが、何故か俺はこの森のことを知っている。 現在自分が何処にいて、何処に何があるのか記憶している。 そしてそれはこの森についてだけではなく、その他のことまで分かってしまう。 その証拠に、この森の名前を知り、森で一番高い巨樹の場所を知り、その上から南南西の方角19.8キロ先の草原で10分後、人間と魔獣の戦闘が行われることまで知り、実際にその光景を認識出来た。 そして現在… 「「よし、ここを拠点にしよう(しましょう)!!」」 その巨樹の枝の上で一夜を明かすことにしました。 え?貴族探し…? ああぁ、あれね、どうやらこの森、今から3か月後に奴隷を乗せた馬車しか通らないらしいから止めました。 それに、食料や水も良さそうな所見つけましたし、もうここに住めばいいじゃないかと思ったんで。 生きるためにどんなことでもしてきた睡蓮さん的には、ちゃんとした食料が確保できて、髪を洗える場所があるならもう十分ですし。 睡蓮「それにこの【力】の実験場所にも適任だし。」 この未来予知のような能力もこの力が原因なら何とかしなければならない。 未来なんて知りたいと思ったときに見ればいいだけだし。 流石に大規模な実験は出来ないが、ここなら誰にも邪魔されずに一通り実験が出来るだろう。 緋睡「私は睡蓮がいれば地獄にでも付いていきますので問題ないです。」 睡蓮「後は拠点を作るが面倒だが…、この【黒】で何とかなるか、多分。」 参考資料にも創造属性とかいうので家を作っていたりしたし… 緋睡「あれって構造を完璧に理解できていないと最悪、家が倒壊すると思うんですが…」 睡蓮「それがご都合主義というものだな。」 銃にしたって、ちゃんと内部まで創り出せたところで、内部構造を理解していないと、暴発したりするだろうし。 ちなみに睡蓮さんに抜かりなどありません。 睡蓮「とりあえず拠点は今後考えるとして、今は3か月後に備えてこの力のコントロールすることを最優先に考えていくべきだな。」 うまくいけば緋睡の肉体を創ることだって可能かも知れないし。 (・ω・o[※現在二人の会話は睡蓮の口から発せられています。]o
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