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半分吸血鬼で半分人間のダンピール。
でも、生まれながらのハンターというわけじゃない。
ハンターの素質が非常に高いだけで、ハンターにならない道もあるはずだ。
もちろん、吸血鬼の方の道は論外として。
「だから、一度面倒見たら、家族も一緒って言ったろ?俺を嘘つきにさせんなよ。気が済んだら、リュウは俺の息子ってことでちったぁ可愛がられろ。」
え、それ、嘘で終わらないのか?
ひゅっとリュエルクさんが短く息を飲む。
上げた顔が歪む。
握りしめた拳が、白い肌よりさらに白くなる。
「ば・・・馬鹿なことを・・・俺は半分吸血鬼で・・・もう100歳になっていて・・・」
「吸血鬼ってわけじゃなかろ?吸血鬼の血のせいで、成長がゆっくりなだけなんじゃねえか。それに、おまえはいろいろと学び損ねてんだろ。」
カウンター席に座ったまま、相原さんが振り返った。
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