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この感動的な雰囲気を、ぶち壊すのはやっぱりこの人。
「それで、仕合うのかやめるのか、どっちだ。勝手に決めろ。どっちにしろつまらん。」
つまらなくないだろうが!
せっかくリュエルクさんのことをみんなでよかったよかったって喜んでたのに!
「殺る。俺一人でも殺る。」
ほら!ウルスクさんが、また!
「・・・・・・俺も戦う。」
リュエルクさん!?
「100年生きてきて・・・家族として迎えてくれた人間はいなかった。息子と呼んでくれた人間も・・・・・・それが嘘でもなんでもいい・・・・・・俺には初めてのことだった・・・・・・不快じゃなかった・・・・・・」
ウルスクさんの殺気に同調するように、リュエルクさんも立ち上がった。
「だが、俺はハンターとしての道を選んだ。そして、目の前には吸血鬼がいる。今の魔力は半分にも満たないが、全力で行く。」
「よかろう。では、相手をしようではないか!」
ミハイさん!せめて!さっきの相原さんの出したルール・・・っ!
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