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プロレスラー並みのガッチリした身体で、お姫様の衣装なのだ。 大きな身体な為、衣装はパンパンで張り裂けそうになり、カツラとティアラと化粧もしていた。
「ちいにい…気持ち悪いよ…」
「たしかに、あれは最悪ね…」
「いや…あの…どっちもよ…」
「ん? そう?」
弐は、かなり楽しんでいるようだった。
「やあ…弐! それと蒼空様…歓迎するわね…」
振り返ると、巫女の衣装を着た伍(ご)と参(さん)が非常に酷い化粧をして笑っていた。 困惑した蒼空は、彼らに聞きました。
「え?…何? どういうこと?」
「ハハハ…あそこに漆(しち)もいるわよ」
見ると、看護婦のコスプレをした漆が愉しそうに飲んでいた。
驚きを隠せず狼狽える蒼空の背後で、また誰かが声をかける。
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