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それからは、
なんだかさっきよりも会話は弾んで、
いい感じにお酒もすすんで
おなかも充分満たされたとき、
｢麻衣は…今、彼氏いるの？｣
えっ？！
彼氏…？
本当に興味があって聞いてきているのか、
私と目も合わせずに、握りしめてる自分のおちょこに向かってそんな質問をしてくる。
知ったって、 “へぇ”か “あっそう”
で終わらせるくせに…
だけど裕は
答えを待ってるかのように何度かチラチラ私の方を見てくる。
ま、まぁ…
彼氏はいなけど、
でも…
好きな人は…いるよ…。
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