第三章
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「今年は帰ってくるの?」 「忙し……」 言葉の途中だったが、電話口からは母はわざとらしいため息が聞こえた。 「大学の時はしょっちゅう帰ってきてたのにね。仕事忙しいのもわかるけどもう4年も帰ってきてないよ。お父さん寂しがってるから今度のお正月には帰ってきなさい。あんたの好きな煮卵用意しとくから」 母はあたしの返事を聞く前に「じゃあね」と電話を切った。
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