第三章

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「どうした。もう酔ったのか?」 あまりにもボケッとしているあたしを不思議に思ったのか、少し心配そうに聞かれてしまった。 「ううん。さっきの映画思い出してたの」 気持ちに気づかれないよう、飲みかけていたアルコールを飲み彼に譲ってもらった料理を口にする。 その後は好みの映画の話などに花が咲き、いつになく酒が進み……。 目を覚ますと見覚えのない部屋にいた。
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