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「笑うな。どんだけ自分を抑えて我慢してたと思ってんだ」
恥ずかしさからか今度は彼が真っ赤になる。そんな年上の彼がかわいいと思ってしまった。
「もう我慢しなくていいんだよ」
そう言って笑うと彼は一瞬びっくりした顔をしたが、ぶっと笑いだした。
「そうだな。もう我慢も限界に来てたところだからな。……今夜は長いから覚悟しとけよ」
「え?あっ…えっと……、そ、そ、そういう意味で言ったんじゃなくて……」
「じゃあ、どう言った意味?」
そう問われ顔を真っ赤にしたままなにも返せなかった。
「お子様じゃないことを確認してやる」
「もうっ、エロおやじ」
ニヤリとしている彼を少しにらみ肘で突っ付く。
そしてどちらともなく手を繋ぎ身を寄せあい彼の部屋に帰った。
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