第一章

7/7
276人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
「あたしはいつ出せるのかな」 話しかけられた招待状は、あたしの手の中から無言で見つめ返してきた。 「まっ、一生に1度は出せればいいよね」 そんな独り言に招待状は困ったようにまた無言。 「さあ、お風呂お風呂っと」 困った様子の招待状を解放し、最近独り言増えたなと思いつつお湯張りにお風呂へ向かった。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!