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今日は始業式で、転校してきた日向とさっそく仲良くなったまではいいんだが…
まさかコイツまで同じクラスとは…!!
一体コイツは美哉にどんな貸しがあるんだ??
頭を捻っているとHRは終わり、美哉が喋り出す
美哉「万里、食堂行くだろ?」
日向「あ、行く」
あ、もうそんな時間か 腹減ったな
俺「今日の日替わり定食なんだろうなー」
きっと美哉はいつもの頼むんだろうな、他愛ない雑談をしながら目的地につく。
そういえば日向はここの支払いの仕方、分かるだろうか
俺も入ったばっかの時は分からなかったからな
俺「日向、支払いの仕方分かるかー?」
日向「あ、なんとなく分かるかも。」
なんとなくってなんだ!機械に強いのか…
ぼーっとしていると聞こえてくる日向の弾んだ声
日向「ありがとォございます!」
ハートがつきそうな勢いでカツ丼を見つめて目元はあまり見えないが嬉しそうだ
そういえば席は一番後ろだよな、メガネかけてるけど前髪うっとおしくないのか?
新谷が隣なんてあいつもついてないなー
ピッ っ サンドイッチ
あ、間違えた 日替わり…ま、いいか!サンドイッチもうまそうだ
ちらりと日向を見ると、もう早足で美哉の所に行ったようだ
俺「なんだあいつ…ちょう腹減りじゃん」笑
思わず声に出る。お、これ紅茶もつくのか、あちち 冷まさないと飲めねえなー
美哉の隣に腰を降ろすと、日向が美哉の昼飯を見て騒いで写真を撮っていた。
まあ最初は驚くよなー!コイツこれで大飯食らいだからなー
俺もサンドイッチに噛り付く うまい
日向「いただきます!」
お、外でも言う派か!えらいなー!
相変わらず目元は見えないが嬉しそうだ
日向「」モグモグモグモグモグ
…味わいすぎじゃね?
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