転校

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ことの始まりは春休み。 夕飯を食べ、ソファーに寝そべり優雅に音楽を聞きながらBL小説を楽しんでいる時だった… 「…え?」 叔母「…だからー!春休み明けからは寮付きの学校に転校して欲してもらう事になったからね!イヤホンちゃんと外しなさいよー」 おぅふ…おばさん… 折角一年立って友達もできたというのに…てか、 「え、え、なんで?おばさん妊娠したとか?俺邪魔な感じ??」 まさかな展開にiPhoneを落としかけ、慌てる俺にとある本を押し付ける 叔母「ばっ…違うわよ!万ちゃん、こっ…こういうのが好きなんでしょ?!」 おばさんが照れてる…レアだ… とか思っていたら 押し付けられた本の表紙を見てビックリw 筋骨逞しい男性2人がくんずほぐれつしているではないかwww 「?!??!!!」 一気に吹き出る冷や汗と「う…」 とか「あ…」と出てくる変な声 俺、動揺しすぎィイ!! やべええ!!何故ばれたぁあ!! というかこの本はどうしたの!?もっと可愛い感じの方が好きだし?!!← 「…ば、万ちゃん?」 うは!おばさんが怯えた目で俺を見上げているwww なんか言え!なんか言え!!俺!! 「…ぁー、俺は女の子が…好きだよ?」 いやいやwww答えになってないww 叔母「あら、、そうなの!」 おばさんたらwwそれでいいの??w 叔母「でも、好きなのよね?iPhoneの待ち受けや小説…万ちゃんよくiPhone握ったまま寝ちゃうから、み、見えちゃったのよね」 …なにひとつ誤魔化せておりませんでした(白目)ヒィイイ!!
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