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1人のライダーと1人の男が向かい合っている。
その空気は異様に張り詰めていた。
「“ソウジ”…仮面ライダー、カブトか」
「ほう、知ってもらえているとは光栄だな」
ちっとも光栄だなとは思っていない口調で、天道総司は呟く。
「ふん、ところでアンタは俺になんの用だ?」
答えの代わりに、天道は
「…変身」
『HENSHIN!』
銀色の装甲に包まれた重戦士、カブト マスクドフォームへと姿を変えた。
「…なるほどな、受けて立つぜ」
「…!」
次の瞬間、ディケイドの剣とカブトの斧が火花を散らした。
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