1

2/9
12人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
1人のライダーと1人の男が向かい合っている。 その空気は異様に張り詰めていた。 「“ソウジ”…仮面ライダー、カブトか」 「ほう、知ってもらえているとは光栄だな」 ちっとも光栄だなとは思っていない口調で、天道総司は呟く。 「ふん、ところでアンタは俺になんの用だ?」 答えの代わりに、天道は 「…変身」 『HENSHIN!』 銀色の装甲に包まれた重戦士、カブト マスクドフォームへと姿を変えた。 「…なるほどな、受けて立つぜ」 「…!」 次の瞬間、ディケイドの剣とカブトの斧が火花を散らした。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!