第1章

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トーマスは、自分でも、少しずつ、頭が悪くなって行くのを感じていた。 トーマスは大好きだった、絵を描く事にした。 自分の自画像だ。 わざと阿呆に見えるように、自画像を描いた。 すべて描き終えた後、トーマスは、拳銃で自分の頭を撃ち抜いた。 トーマスの研究は、トーマスの遺言で、ミランダが引き継いだが、有機ロボットの実用化までは、成果が出なかった。 終わり。
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