第1章

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「嬉しいわ、トム。食事に誘ってくれて。」 「前から君の事、気になってたんだ。ここの食事、どう?」 「美味しいわ。研究の調子はどうなの?」 「疑似知能の開発途中なんだけど、虫の行動体系からアイデアを組み込んでるんだけど、なかなか巧く行かなくてね。」 「そう。でも、貴方ならきっと出来るわ、トーマス。」 「ありがとう。・・・ミランダ。これからも時々、食事とか付き合ってくれないかな?」 ミランダは微笑んだ。 「もちろんよ。トーマス。こちらこそ。」 トーマスとミランダの付き合いがスタートした。 トーマスに春がきた。
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