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理解。
忘れようとした感情。
忘れなければならないと思った感情。
だけど、
不意に溢れ出すその感情は私の本音。
そして、
そこから逃げていたのは私だった。
もう終わったことだと片づけられる程、
簡単な想いではなくて。
それでも、
想い続ける勇気を持つことも出来なかった。
だから私は心を偽り、
想いを隠した。
そうすれば、
傷つくことは無いと勘違いをしたから。
でもきっと、
痛みのない恋は無い。
苦しくない恋もない。
傷つかない恋もない。
それをも凌駕する「何か」が
その先にあることを
私は大切な気持ちを押し殺して、
ようやく気がついた。
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