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「マーラさんもルーイさんも、ありがとう!!今度はゴハン食べに来ます!!お邪魔しました!」
カレジは頭を下げると、外へ出て行った。
カレジが出て行くのを見守って、マーラがしゃべりだした。
「…はぁー、おかしかった!!ジェーン!お母さん、協力するから、頑張りなさい!!」
「……!えっ!?何のこと!?何が!?」
「何をとぼけてるんだ、ジェーン。おじさんも応援してるよ。良い青年じゃないか。」
二人はジェーンの様子に興味津々だ。
「私、カレジが息子になるなら大歓迎よ!…で?一目惚れかしら?」
「お母さんもルーイおじさんもやめてよ!!何でもないんだから、ほっといて!!」
ジェーンは恥ずかしくなって、厨房を出て行った。
残った二人は、さっきまでの光景を思い出しながら、語り合った。
「カレジのあの感じだと、ジェーンが積極的にいかないとねぇ。」
「しかし、ジェーンがああだと、なかなか展開は難しいかもなぁ。」
二人はしばらく、どうやったらカレジとジェーンがうまくいくのか、作戦会議をしたのだった。
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