プロローグ

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「今日の一現は数学だから ミケ、数学の成績やばいから遅刻する訳にはいかないんだー 目覚まし五個もかけちゃった!」 自分の一人称を自らのあだ名で呼ぶミケは、軽く欠伸をしながら言った 「んげッ!一現数学なんだぁ… 私が遅刻したらよかったよぉ…」 そんなミケに私はショボンとした態度で返す 「あぁ…アキはあの先生嫌いだもんねぇ~」 「嫌いって程でもないんだけどね なんてゆーか、ダメ…? 生理的に」 「アキ、ひっでー!」 などと、笑いながら私たちは登校する 数学の先生…嫌な人ではないんだけど、キャラがちょっとね? 無理なんです、はい。
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