真白学園腐女子の会

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__________________ あああ…何で俺はこんなことしてんだろ…。市川センパイに、相談してたはずなのに。 手を止めなきゃ、ってそう思うのに。体が勝手に動く。 「センパイ…」 「よしのくん、ふあ…」 もう外が明るい。朝になってしまった。センパイ、いつも前田センパイにお弁当を作ってるって言ってたし 毎朝早くに起きてるから…眠さが限界にきてるんだろうなぁ。 センパイは眠くなると甘えるタイプらしい。目を擦りながら、ウトウトしてて… 俺の手をギュっと握って、ふにゃふにゃの笑顔で俺を呼ぶ。 相手はセンパイだって分かってるのに…!手を出しちゃダメだって分かってるのに…!! あまりの可愛さに思わずキスしてしまった。 あああああ!なんてことしたんだ俺は!夜は思わずお尻触ってもいいか、なんて馬鹿なこと言って怒られたばっかじゃんか! それに俺が好きなのはひよりちゃん!ひよりちゃんなのに! センパイを見てるとどうして行動を制御出来なくなるんだろう…。 「もっと、ちゅー」 「ふ、え!?センパイ…!?」 ギューっと、俺の首に手を回してくるセンパイは、そこらの女より色気があって困る。 回された腕は男らしくゴツゴツしてるし、体格も男そのものなのに…どこまでも女の子みたいなひよりちゃんとは違うのに…! 何で俺はセンパイのシャツを捲り上げてるんだろうか… 誰か…誰か…俺を止めてくれ! いや、止めないでほしいけど!これはダメだよ! 「センパイ…すみません」 手を止められなくて…すみません!センパイが綺麗すぎて…高1の俺には止められそうにありません…! 思い切ってシャツを脱がせた。 「俺の伊織に何してんの、クソガキ」 「うわあぁぁぁ!?あ、あの、これは!」 「理由はどうあれ殺す」 時刻は7時。 朝ごはんを食べに来たらしい、部屋着姿の前田センパイ…という名の悪魔が、俺の腕をギシギシと音が鳴るくらい強い力で握ってました。
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