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「おい」
「はい、すみません」
「今晩覚えてろよ」
「ひっ…」
テンションの高揚で少し斎藤くんを見ただけなのに…解せぬ。
魔王はついに俺の命を狩り取るようです。
さようなら皆さん。
俺はこの可愛い女の子達が通う学校で、モテまくっているにも関わらず、彼女が1人も出来ることなく…今晩魔王に駆逐されます。
「今日は保健の授業をします。突然のことで教科書は無いと思うので、プリントを持ってきました」
人生最後の日。
このまま爽やかで歳を取れば古川先生みたいになれるだろうか…と思えるほどに最高の優しい笑顔をする先生。
斎藤くん…こんなタイプが好きなのか。
わかるわぁ。一緒に居るだけで浄化されそうな感じがする。斎藤くんは全く浄化されてなさそうだけど。
消えては増えてくキスマークが羨ましいぜちくしょう!
何で俺には魔王なんだ。巨乳の可愛い女の子を彼女に出来る日は永遠に来ないのかもしれない。
魔王退治してくれる勇者…どっかに現れないかなぁ…。
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