どうしてちゃんと人間
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「あ・・・ああ・・・」 一瞬の出来事だった。 どうしてちゃんは姿形も残さず消え、そこにはバラバラになった原稿用紙が無惨に散らばっている。 そして私は、理性を取り戻す。 私は、自分の苦悩を、漫画のキャラにーどうしてちゃんに、ぶつけていた。 私は、作者でももうなんでもない。ただの、惨めな人間。 私は原稿用紙を見下ろし、一言呟いた。 「バイバイ」
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