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「お姉ちゃーん、ただいま!」
ふいに物置部屋に勢いよく子供が入ってきた。
桜子「もう、裕太!お客さん来てるんだから…」
裕太「あ、ホントだ!いらっしゃい!」
裕太君は私に可愛らしい笑顔で挨拶した。
桜子「ほら、裕太もう寝なさい?」
桜子に言われ、裕太君は返事をして横になる。
桜子「そういえば、優子って高校の寮に住んでたわよね?住む先はもう決まってるの?」
うっ……そうだった…
私住む場所もうないんだった…
優子「まだ、なんだよね…明日から探すつもりだけど」
桜子「そう…なら今日は泊まってく?狭いけど、優子がいいなら…」
優子「それ…私の台詞かもね。いいの?泊めてもらって…」
桜子「うん、これぐらいはして当然だし」
今日は助かった…
野宿考えてただけにホッとした…
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