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「なっなっ…」
碧から離れてキスをされた頬を手で抑える。
「亜稀ちゃんのほっぺ頂きー」
いたずらっ子の様に無邪気に笑って私見る。
「っ…このエロガキがぁーっ!」
私は膝の上にあった自分の鞄を碧に投げ付ける。碧は笑いなかわらそれをキャッチした。
「亜稀ちゃんの鞄可愛いんだから投げたら駄目でしょ」
「投げさせたのは誰じゃー!」
バッと鞄を奪いとった私。その勢いで少しだけ開いていた鞄は、中身をバラバラと観覧車の中に散らばらせた。
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