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その後は
近隣にあるヤンキーチームの
動きだとか
校内にある目障りな人間の
報告だとかが続き
その間中
あたしは佐条くんにくっついていて
彼もあたしをかばうように
寄り添い
時々顔を近付けて
「ヘッドの女」として
あたしを扱った
「最後に
沙奈のことだが
俺の女にしたことで
いろいろ煩く絡んでくる人間も
いるらしい
お前らもそういったヤツを
見かけたら
場所は問わない
しっかり沙奈を守れ」
「はいっっ!!」
佐条くんは
リーダーらしく堂々と
そう言うと
舎弟たちは一斉に頭を下げた
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