第二話

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龍「ねぇ優馬 俺達いつまで我慢すればいいの?」 気づけば俺達は13歳になっていた 何人か職員が入れ替わったりもしたけれど 全員が一気に変わらないと俺たちへの対応は変わらない 龍「抜け出そうよ、こんなところ」 抜け出したい気持ちはあった でももし失敗したら? そんな事ばかりが頭をよぎる 最近は同年代の男子には殴られたり蹴られたりもする その現場を見ても大人たちが止めたことは一度もない 優「…もう少しだけ頑張ろう」 龍「…」 龍臣は下をむいて唇を噛み締めていた
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