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龍「ねぇ優馬
俺達いつまで我慢すればいいの?」
気づけば俺達は13歳になっていた
何人か職員が入れ替わったりもしたけれど
全員が一気に変わらないと俺たちへの対応は変わらない
龍「抜け出そうよ、こんなところ」
抜け出したい気持ちはあった
でももし失敗したら?
そんな事ばかりが頭をよぎる
最近は同年代の男子には殴られたり蹴られたりもする
その現場を見ても大人たちが止めたことは一度もない
優「…もう少しだけ頑張ろう」
龍「…」
龍臣は下をむいて唇を噛み締めていた
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