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神はいつの時代も突拍子のないことをやってのける。
「君さ、いっそ異世界で暮らしてみない?」
「は?」
目の前にいるこの少年。白髪に大きめのYシャツに空色の瞳の少年。自称神様。
「いやほら、よくあるでしょ?なんの変鉄もないただの少年がなんの前触れもなく異世界に旅立つって内容のラノベ。」
「うん。まぁ、何度か読んだことあるよ。」
「なら話が早いね。早速行こうよ。君の見たことのないセカイに、さ。」
「え?いや、ちょっ!?俺はまだなにも…!」
そんなことはお構いなしに神様は異世界へと誘った。
「さぁ、ここから君の冒険の始まりだ!」
神様が作り出した巨大な扉が開かれると目映い光が辺りを包んだ。
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