第1章

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 「私が作ったなんてとんでもない。 私は政治家ではありませんからね」  「でも、 先生が政府に掛けあって、 今のような法律になったのではありませんでしたか?」  「まぁ、 たしかに私も掛けあったときのメンバーの一人でしたが」  「もしよろしかったら、 そのときのことを教えていただけませんか? ボクは、 雇用管理の話にとても興味があります。 雇用管理法のこともよく理解できましたが、 このような法律ができた経緯も知りたいのです。 過去からの経緯も知った上で、 今の法律のことも理解しておきたいのです」  福元の目は輝いていた。  小林が、 戸惑いの表情を浮かべる。
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