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「いいからさっさと鍵ください」
「ん~?君、すごい頭してるくせに性格全然合ってないネ。面白いジャン」
お?お?これは寮長×京ちゃんフラグが!?
京ちゃんはものすごい嫌そうな顔をしているし、寮長は笑顔だけど何考えてるか分からないし、俺はニヤニヤしてて色々とカオスだ。
俺的には萌える状況だけど、鍵をもらって早く部屋にいきたいんだよね。どんなのか気になるじゃん!ってことで!
「寮長!今度、チワワちゃん(連れてこれたら)連れてくるんで鍵ください!」
「…今度ぉ~?そーだなー…君でもいいんだヨ?」
「ふぁっ!?」
寮長が俺の顎を掴んで首をくいっと上げさせ、ずいっと近寄ってきて思わず目をギュッと瞑る。が、何もなく目をソロリと開ければ寮長の腕を京ちゃんが引っ張って俺を庇うように前に出ていた。
何かよく分かんないけど、京ちゃんかっこいい!
「こいつに手を出すのはやめてください」
「京ちゃん…///(トゥンク」
どうしようか。京ちゃんがイケメンにしか見えない。鬘すごいけど。でも、変装といたら絶対イケメンだよね。写真撮っていいかな。よし、とろう。
「しょーがないナ~。じゃあ、また今度楽しみにしてイルヨ。はい、これ鍵。君たち、同じ部屋ネ」
「ありがとうございます!」
鍵をもらい、寮長に別れを告げて、部屋を出た。
「やったね、京ちゃん!同じ部屋だって!」
「ああ、そうだな」
いやー、ほんと良かった!これで近くで萌えを堪能できるんだね!考えただけでヨダレがでちゃう。だって、腐男子だもん☆
ちなみに部屋番号は555号室。ゾロ目だよ!やったね!
歩くこと数分、部屋についた。
さっそく中にはいるぞー!
「京ちゃん!あ、開けるよ!」
「ああ」
「ほんとに開けるよ!」
「ああ」
「ほ、ほんとにあけr「いいから早く開けろよ」あべしっ」
もー!ちょっとくらい乗ってくれてもいいじゃない!ケチ!
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