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「俺の名前は島田京介。こんな格好してるけど、別にオタクじゃないから。どう思うかはあんたらの勝手だけど、こいつは…ハルはいいやつだから。うるさいし、バカだし、ちょっとおかしなところもあるけど。だから、俺も含めて仲良くしてもらえると嬉しい。よろしくな」
京ちゃん!酷い言われようだけど、嬉しい!俺、感動したよ!クラスの皆も感動してるみたいでプルプル震えてる。さすが京ちゃんだなぁ。これで皆と仲良くできれば嬉しいんだけどな…(だって、萌えをたくさんみたいから)
何て一人で悶えていたら、誰か一人が拍手をしてそれがどんどん広がり最後には皆が拍手をしてくれた。え、状況がいまいち把握出来ないんだけど。何故に拍手?あ、京ちゃんの言葉に感動したからか!なるほど納得。
「さっきはごめんね!良かったら仲良くして!」
「僕も!」
「俺とも仲良くしてくれ!」
「俺も!腐レンズになろうぜ!」
あれ、最後のやつだけ違う意味に聞こえるぞ。もしや、お前はいつも最後に言っていたやつか。ぜひ、なろう腐レンズに。
「皆ありがとう!よろしくね!」
「よろしく」
「素晴らしかったよ、二人とも。いい子達が僕のところに来てくれて良かったよ。これからよろしくね」
杉ちゃんとも仲良くなれてクラスの子達ともこれから仲良くなって、萌えがたくさん見られそうな予感!楽しみだなぁ、グフフ。
何て呑気な俺は知らなかった。これから、巻き起こる壮絶な出来事に…。
運命はいつも突然に狂い出す。
動き出した歯車を止めることはできない…
「さぁ、次はどんな萌えが見られるのかな!ふっふっふ♪」
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