Prologue~序文~

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何もない・・・布きれと古ぼけた椅子だけの空間 月明かりの指す窓は天井ギリギリの高さにつけられ 鋼鉄の扉が開くのは1日1回、一切れのパンが与えられるときだけ どうして自分がこんなところにいるのかも 何故こんな生活を強いられているのかも知らない 眠い・・・寝よう 俺は布きれに包まり眠りについた・・・
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