第1章

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「ゆーう?」 ぼーっとしてしまっていたのか、俺の名前を呼びながら、顔をのぞきこんできた 「悪いちょっとぼーっとしてた」 ぼんやりとしていた視界がはっきりし、周りの音がやっと耳にはいる あぁ、そういえばファースト店にいたんだっけ?なんて思いながら俺の名前を呼んだ相手を見る。 「もぉー、優くん最近そればっかー!」 茶髪のセミロングに目がくっきり二重でパッチリ、唇は厚めでぷっくらとしていて可愛い顔が、今は怒っているせいかほっぺを膨らませ眉間に軽く皺がよってしまっている 「ごめんって」 「もういいもん、千珈帰る」 相当怒ってしまったのか俺の制止の声も聞かずに店を出ていってしまった。
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