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カイアス「なんだ。何故そんなことを知りたいのだ?」
カイアスはまだ答える心の準備が整わないため、質問で返してしまった。
すると、ノエルは語り出した。
ノエル「本当は生きている人間を見つける方が良かったんだろうけど、多分もう誰もいないなって思って。だから、いっそのこと作れば良いんじゃないかって!」
まっすぐで、迷いのない純粋な瞳がカイアスに刺さる。こんな時代にも、まだ明るい考えができる人が居たのだと思うと頼もしいが、その純粋さがまた、カイアスの口を塞がせてしまうのだった。
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