第1章

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君のことが好きで好きで切なくて 鳴らない携帯を見つめ胸が痛く 今まで感じたことがないくらい 酷い胸の痛みに襲われる いつだったかなありがとうと 微笑みながら僕を見上げる君 何をしても離れなくて 何をしても離れてくれなくて 愚痴をこぼす僕を嫌な顔一つせず ぎゅっと抱きつく細い体を 壊れるくらい抱きしめかえせば よかったのかな 君のことが好きで好きで苦しくて 思えば思う程に僕が描いた君を 閉じ込めたくなる 言葉を伝える勇気などないくせにね 僕のモノじゃないと感じれば 感じる程に重りがのし掛かる 褪せてる世界に音を奏でるのも 色をつけるのも他の誰でもない君 君のことが好きで好きで切なくて 鳴らない携帯を見つめ胸が痛く 今まで感じたことがないくらい 酷い胸の痛みに襲われる もう手の届かない存在 時間を戻せるのならば、 そんなこと毎日考えてるよ 君のことを愛してて愛せなくて 違う人に笑う横顔さえ綺麗なの 幸せになるって言う君を後ろから 抱きしめたんだ ねえ、泣き顔なんて見られたくない からって言ったらまた笑って くれるかな?
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