0人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ウ、…き…ってば優!」
気付けば掛け布団は身体の上からなくなってた。
そして、髪が胸あたりまである女の子が俺の身体を揺すっていた。
「早く起きて優~。
学校遅刻しちゃうよ。」
「なんだよ音子じゃんかよ。
もう少し寝かせろよ。」
こいつは幼馴染みの朝凪 音子(アサナギ オトネ)。ものすごく面倒見がいいやつだ。
「なに言ってるのよ、今何時だと思ってるの?」
「7時半かな...」
「そんなわけないでしょ。8時15分だよ」
「それじゃあ、あt「ダ~メ!!」」
最後まで言う前に却下されてしまった。恐るべし幼馴染…
最初のコメントを投稿しよう!