第1話

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「その割りには驚いたようにみえないんだが?」 こいつが、タクこと猪伏 拓夜(イブセ タクヤ)。幼馴染みで神出鬼没なやつだ。 「……気にするな。 それにしても、なんでタクがここにいるんだ? 朝練はどうした」 「なんでって言われても、練習が終わって教室に向かう途中だからとしか言いようがないな」 教室に向かう途中? あぁ~いつの間にか学校の門を通っていたみたいだ。 だったら時間もそろそろやばいんじゃ……
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