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また、Rival車種に比べると車重が重いものの、これはわざと重くしているのではなく、どの道でも高いGrip力を確保するためであり、軽くしすぎるとドライビングテクニックで、荷重をきっちり移動できないと曲がらない車になってしまう。重くすることで誰でも運転できる車に仕上がっている。(ただし、目の前にあるR35は軽量化されている) ドイツのニュルブルクリンクのTimeAttackでは当時量産市販車最速のTimeをたたき出した。  この車はPhoenix(フェニックス)Power(パワー)製のFull(フル)Aero(エアロ)を全体に装着し、Top(トップ)Seceret(シークレット)勢のCarbon(カーボン)Bonnet(ボンネット)と可変式RearWing(リアウイング)を武装、Trunk(トランク)はCarbon(カーボン)Trunk(トランク)に交換し、Doar(ドア)Mirror(ミラー)はカーボン化、Wheel(ホイール)はBBSのLMのGoldを装着している。  このR35は智の愛車だ。 「智姉さんを待とうか」 大崎はR35の前(ここ)で智の来るのを待つ。R35に背を向けながら、待つ。 R35の鍵(Key)は智が持っているので、ドアはまだ開かない。車を開けるには鍵が必要だ。 3分後、昼食のお皿洗いを終えた智がやってきた。 「おまたせ、車に乗ってもいいぞ」 「行きますッ! 赤城山の頂上へッ!」  鍵でR35のDoarを開け、2人はその中に入る。  智は運転席、大崎は助手席に座る。 「それじゃあ、行くぞッ!」  R35の眠っているV6Engine、600馬力ほどあるVR38DETTを起動させ、和食さいとうを出発し、赤城道路へ向かった。
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