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大崎翔子とワンエイティは“和食さいとう”という看板のあるお店に着く。
ここの駐車場にワンエイティを止めた。この駐車場にはこのワンエイティ以外にも、銀色のR35型GT-Rも止まっている。
――和食のさいとう……。
赤城山のふもとにある和食レストランだ。和食レストランと言っても、和食だけでなく、中華料理やイタリア料理も作っている。
従業員は店長1人しかいない。店内には店長の趣味なのか、車の本や車のポスターやTuningMaker(チューニングメーカー)のStickerがいっぱい貼っている。
営業時間は昼1時から夜9時まで。休日は日曜と水曜日、祝日で、今日は日曜日なのでこの店はお休みだ。
店内のインテリアはテーブルが5つほどならんでいて、カウンターにも席がある。
当店のMenuは看板MenuのTurbo焼きそばを初め、走り屋弁当、赤城うどんなどがある。
大崎はこの和食さいとうに入る。けど、今日は休日だが……。
「ただいまッ! 智姉さんッ! おれは今帰ってきましたッ!」
「おかえり、大崎。Driveはどうだったか?」
「楽しかったですよッ! 気持ちよかったですッ!」
和食さいとうに入ってきた大崎を迎えてきてくれた少女、というより銀色のかかったウグイス色の長髪が特徴な美人な女性はこの店の店長だ。智姉さんと呼ばれている。Coolだが優しそうな人だ。声は幼そうな顔の割に、Coolな女性のような低い声だ。
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