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(珠理)
今は、玲奈ちゃんの病院です。
珠理「玲奈ちゃん。
もう、大丈夫だからね。」
玲奈「ケホハァハァゴホゲホェホケホじゅり…ハァコホすきって…ゼェゼェいって…ゴホゴホヒューハァハァおねがい…コン」
珠理「玲奈ちゃん。好き。好きだよ?大好きだよ?」
玲奈「ケホコンコンゼェゴホハァハァケホハァありがと…ケホヒューじゅり…ケホコンゼェ」ニコ
玲奈ちゃんは、
ふわっとやわらかく微笑んでくれた。
そして、玲奈ちゃんは
処置室に運ばれていった。
(玲奈)
ピピッピッピピ
機械音だけ聞こえてくる。
まだ咳が治まらない。
なんならひどくなってる。
こんなにひどい発作、
ひさしぶりで、すごい辛いです。
玲奈「ヒューヒューハァハァ助けて…ケホコホゼェゼェくるし…ヒューヒューゼェゼェゴホじゅり…ゲホじゅり…ハァハァケホ」
医)「玲奈ちゃん、
聞こえるかな?玲奈ちゃん?
あともう少しだからね。がんばって。」
玲奈「コホゼェゴホコンハァハァケホコホハァハァゲホオェ」
医)「玲奈ちゃん、1回出しちゃって。
吐きたいときに、
吐いちゃって大丈夫だからね?」
玲奈「ケホハァハァじゅり…オェゴホケホ助けて…コホオェゼェゼェゴホゲホェホヒューヒューハァハァ」
医)「よしよし。
辛いね。苦しいね。
あとちょっと、
あともう少しだからね。がんばれ。」
玲奈「ヒュー助けて…ハァハァゲホケホヒューハァハァゼェゼェゴホハァハァじゅり…ゲホェホケホコホじゅり…オェじゅ…ハァり…じゅり…ゼェゴホコンコン」
医)「がんばったら、
珠理くんに会えるからねー。」
玲奈「ケホゲホェホコンコンゴホゴホコホゲホ」
それから、1時間程、
私は発作と闘いました。
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