9人が本棚に入れています
本棚に追加
(珠理)
この前の玲奈ちゃんの大発作から玲奈ちゃんは一週間くらい入院をしてたけど、退院して学校にきていた。
珠理「玲奈ちゃん!おはよー!」
玲奈「あっ!珠理。おはよ。」
珠理「今日、体調大丈夫?」
玲奈「うん。でも、ちょっと今日保健室に居るね。」
珠理「えっ!玲奈ちゃん具合悪いの?」
玲奈「うん。なんか、ちょっと気持ち悪くて…。」
確かに、あまり顔色が良くない。
珠理「そうなんだ。じゃぁ、送ってってあげるよ。」
玲奈「えっ!いいよ。珠理、遅刻しちゃうよ。」
珠理「俺は遅刻より、玲奈ちゃんが倒れたりしたらその方が大変だから。玲奈ちゃん病み上がりなんだし。ねっ!」
玲奈「うん…///」
珠理「よし!じゃあ行こー!」
俺は、玲奈ちゃんの手をつなぎながら保健室に向かった。
[保健室]
珠理「にししー」
中西「こら。ちゃんと先生を入れなさい。」
保健室にいた先生が中西優香先生。俺はにししと呼んでいる。
見た目が男子に見えるけど、中身が乙女で、妄想が趣味だ。
珠理「はーい!」
中西「おっ!玲奈もいるじゃん。どうしたの?」
珠理「玲奈ちゃん。なんか気持ち悪いんだって。」
中西「玲奈。大丈夫?とりあえず、体温測っちゃおうか。ベッドで寝て待ってて。」
玲奈「はーい。」
中西「珠理はもう行かないと完全に遅刻すると思うよ。」
珠理「ヤッバ!次、秋元だった!遅刻したら怒られる!」
玲奈「珠理。ありがとう。」
珠理「いいよ。放課後迎えに行くからね。」
そう言って、俺はダッシュしながら、保健室を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!