章 祈り

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尽くよ見事 章 祈り 美神は仕事をしながら皆からの連絡をまっていた。 まずは波動チーム。 富士山に精神疾患対応の波動エネルギーを送っていた。 ドイツ製の機械である。 ストレス、筋肉、消化、脳、バッチフラワー、と、その項目は様々で何でもある。 狂った波動をあるべき波動に直すべく、正常な状態の波動エネルギーを送るのだ。 すると、送られた側は「あれ?おかしいな?なんか違うぞ?」と 元に戻すよう動き始める。 美神の家にも機械があり、先陣斬って富士山にやっていたのだが、それどころではなくなった。 神事が最優先だ。 和歌山で女王蜂がやたらと増えているとゆうブログを見た、最も高い機械を持つ治療院の主のももママが、 「これは大変です!蜂が子孫をやたらと残しているなんて!天変地異の前触れです。 昔からそう言われてるんです! がんばります!!」と言って業界仲間の整体医院の院長と共に飽き時間にフルで富士山に対ストレスエネルギーを当てていた。 整体医院の院長は美神宅にある機械と同じものを何台も治療用に所持している。 なんと心強い! 全く知らぬ存ぜぬだったのが、ももママにスイッチ入り、昼夜省みずゴリゴリ当ててくれていた。 なんとも有難い。 一方では、静岡に行った、自分の前世を知るまなちゃん、和歌山に行った霊媒体質の吉城くん、福島に住む森パパや、愛知に行ったエリコ、続々とメールが届いた。 今、神社帰りです。 トイレで祈ってます。 今からお参りに行きます。 と、
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