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匠は少しだけ笑った。
「ついてきたいなら、勝手についてくればいいだろ。
でも、一つだけ約束しろ。俺を裏切るような、真似だけは、絶対にするなよ」
海斗は頷いた。
「匠。海斗。魔界にいくなら家の地下にある魔方陣を使え。
上に乗れば魔界にワープするから。
あと、魔界にいく前に倉庫に行って、剣と防具を装備しろ。
魔界には魔物っていう化け物がいるから、剣と防具は葵の母親が結婚前に使っていたものだ。
二人分あるし、素人でも使うと、一人前に戦える、魔法もかけてある。
なぜ、そんな魔法がかけてあるのかは、分からないけど・・・」
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