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そう…変な…メール…。
“食後のデザートも楽しみにしてます”
バ、バカ!!
こんな時に何を思い出して赤面しての私!!
「あぁ…そうだ」
「な、なに?」
「メールと麻衣のその真っ赤な顔で思い出した」
えっ…ちょっと待ってよ。
嫌な予感がするんだけど。
「食後のデザート、まだだったな」
や、やっぱ、私のこと?
「ちょっ…裕…!!」
いきなり負いかぶさってきた裕は私の首筋に顔をうずめてくる。
「…ここ…実家だし!!」
下に親もいるし…。
マジ無理。
「すげー今、麻衣が欲しい」
んなこと言われても!!
「声だすなよ?」
ムリだって!!
少しは拒んでみたものの、気持ちとは裏腹に裕を求めてしまう私の体は、
結局素直に裕を受け入れてしまう。
あぁ…。
私・・・
やっぱり裕にぞっこんだ。
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