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目を覚ますと知らない天井だった。体を起こすと、
ドカーーーン!!!
とわりと近くから爆発音が響いた、何事かと思うと
「お早いお目覚めだねぇ兄ちゃん。」
と軽い声が聞こえた、振り向くとそこには白衣を着たつり目で若干気だるそうにこちらを見据える青年がいた。
「アレはいつもの事だからなぁ…………気にすんな?」
リデイオは諭すように話す青年にここはどこかを聞いた。
「ここは外れ横丁25番地の休憩所だ。兄ちゃんは25番地の門に倒れてたんだとさ。」
「外れ横丁…………ですか?」
「外れ横丁が何かって?いよし、先輩たるわっちが教えてやるよ。
外れ横丁ってのはとある物好きな大家さんが作ったいろーんな外れ者、つまりは何かしらの問題や理由があって迷い混む奴等の暮らす場所さ。」
「外れ者…………ですか……。」
「そ、と言っても理由は様々さ。何せあらゆる世界から外れ者にのみ認識出来るチラシをばらまいてそれを手にした奴がこれるのさ。」
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