第1章

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まずは、野生のネコミューについて語ろう。 ネコミューの一日は、昼寝に始まり昼寝に終わると言う、それは何故かと言うと。 朝目を覚ますと。 「何か眠いミュー。」 と、呟き昼まで寝る。 昼目を覚ますと。 「何か眠いミュー。」 と、呟き夜まで寝る。 夜目を覚ますと。 「もう、夜ミュー。」 と、呟き朝まで寝る。 つまり、昼寝が始まりか、終わりか分からないと、言う事だ。 何で、こんな生物ネコミューが冒険者たちに人気が有るのか? それは…可愛い…からではない。 無限袋を持っているからだ。 皆様も、冒険に出たことがあるだろう、その時、何が一番大変か? え!?魔物、資金繰り、供に戦う仲間集め、天気、狂暴な野生動物、 いや全て違う…道具の整理だ。 荷物を沢山持ち運ぶことは、困難極まりない、馬車等を用意し馬のような生物を用意しても、魔物などと戦いその中で守りながら冒険するのは至難の技、それだけで命取りになる、もちろん、冒険者の人たちには常識の事だが… その、全てを解決できてしまうのが……ネコミューーーーーーだーー。 ネコミューは餌を必要としない、魔法生物だ、自然界の魔力等を吸収し活動している、何て安上がり私にも欲しい、いやむしろ、一家に一台…いや、一匹か。
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