第1章

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ヤルモ 「…ネコミュー、僕の名前は…ヤルモ・ドルフニー・エルカトーレ・バニッシャン、って言うんだ!!よろしく。」 ネコミュー 「…よろしくミュー、ヤルミュー。」 空中をふわふわ浮かび、ゆらゆら揺れながら、先導するネコミュー…たまに、空中を転がるゴロゴロと。 的確な道案内で、あっという間に遺跡から脱出が出来た。 ヤルモ 「ありがとう、ネコミュー、あーもう夕焼けだー。」 ネコミューはヤルモの頭の上に乗った。 ネコミュー 「疲れたミュー、休むミュー。」 ヤルモの頭の上で器用に寝るネコミュー、遺跡の中では何故か魔物に出くわさなかったが、外に出たら草原に野生動物がいた。 ヤルモ 「ウシガメだ…」 亀の形をした生物で模様が牛で角がはえている、普段は寝ていて草しか食べないが、とても美味しく人に狙われやすい動物だ。 ヤルモ 「よし、今夜はウシガメの鍋にしよう。」 ヤルモが魔銃を構え、狙いを定める…… ヤルモ 「いーけー。」 バンバンバン。 「ぐもー。」 ウシガメに魔弾が当たったが固い甲羅に弾かれ、怒りをかった。 突進してくるウシガメ、ヤルモにぶつかる瞬間になんとネコミューが…… 飛び立ち避けた、ヤルモはウシガメの体当たりをくらった、そして、ウシガメはそのまま走りさった。 倒れたヤルモにネコミューが近付く。 ネコミュー 「大丈夫ミュー?」 ヤルモ 「ネコミュー、大丈夫だから、突っつかないでくれるかな。」 ネコミューはヤルモのほっぺを突っついていた。image=484156025.jpg
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