第1章 自分らしく

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次の日 いよいよ夏フェス本番の日を向かえ日向の緊張は最高潮に達していた (あぁ ~恐いよトチったら …うぅ~) 『kicksの皆さん リハーサルの時間です』 「ほ~い♪」 「了解!…」 Kiraはkicksをステージへ誘導した (さぁ 日向ガンバってくれっ!) Kiraは余計なプレッシャーをかけないように心のなかでエールを送り日向の背中を押しステージへと送り出したそれに気づた日向は無言で頷いた kicksのステージは最新曲【summerstar♪】を含むメドレーで行うことになっていた 「去年は1曲のみ… しかも綺羅がキレて大変だったのよ~」 『ハハハッ お客さんともめたんですよね~…』 KiraとMackeyはリハーサルを見守りながら去年の話をしていた 「…あら綺羅から聞いたの? …去年の話!」 『えっ…あぁはい …少しですけどね ハハハッ』 *一年前* (俺達kicksはあるグループの代わりにこの夏フェスに出演が決まった 代役 それでも俺達んで懸命にステージをやったのに…) 〈お前らなんか見にきたんじゃねーぞ! 引っ込め~…〉 〈引っ込め引っ込め♪…〉 『っ…チッ…』 〈盆踊りか?〉 『なっ!?… ふざけんな!』 「やめろキラ!…」 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ (文句言った奴らを殴ってやりたくて仕方なかったけ …その日は皆イラついてた!) 「それをバネに今年を向かえて俺以外のメンバーはあのステージに今年も立つ!」 リハーサルは何事もなく無事に進んでいった その頃日向とKiraにもう1つの問題が近づいていた […やっと着いたな♪] 「あぁ… 結局 アイツと連絡とれなかったなぁ~」 「寂しいだろ!?」 [別に!… 連絡なかったんだ仕方ないだろ? 忙しいだよきっと…] 「お前に連絡出来ないくらい忙しいって… 新しい男でも出来たんじゃね?」
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