第1章 自分らしく

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「…左右逆だろ?… しっかりしろよ!」 「…わり~」 「キラちんがミスるなんて珍しいね…」 日向は緊張のせいかリハーサルでミスを連発 Acuaに睨まれてしまった 「キラでも緊張してミスるんだな~…」 「キラちんも人の子ってこと!?…」 「笑い事じゃねー 本番ミスたら許さねぇからな!」 「あぁ… 分かってる!」 Kousuke達にはからかわれAcuaには怒られ日向の緊張は増すいっぽうだった (どうしよ~ Acuaさん怖いよ…) 『お疲れ様です♪ 皆さん水分とって下さい!』 「おう! ひなちん♪ どうだった俺のパフォーマンス…」 (私じゃ無理…) 『良かったですよ♪ 流石kicksって感じすっね!』 Kiraは日向を勇気付ける為に笑顔で答えた (日向… 気にするな! 大したミスじゃない…) 「良かった!? 良かねぇよ…」 AcuaはKiraの言葉にイラつきながらその場を離れていった 「おい! Acua~…ったく! ゴメンね日向君」 『いいえ大丈夫です♪』 KousukeはKiraに謝りAcuaを追いかけていった 「・・・」 『大丈夫ですよ 自分…感動しました!』 日向はKiraの気持ちが分かり頷いた (…ありがとうKiraさん私ガンバる) Kiraから勇気を貰って日向の心は落ち着きを取り戻していた その頃 その場を離れていったAcuaはイラついていた (あいつヤル気あんのか!? 女にうつつぬかしてるから… クソッたれ) 皆がKiraをチヤホヤするそれがAcuaの機嫌を益々イラだたせていた
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