第二話 施餓鬼

4/10
前へ
/17ページ
次へ
あれほど愛していた娘の声を、母親が聞き間違うはずがなかった。 翌朝、母親は懇意にしている寺へ行き、住職へこのことを告げた。 住職はどうも話しづらそうではあったが、母親が強く聞き出すと、よ うやく話してくれた。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加