第一話 吹き流し

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「一番下の緑が子供、赤いのがおかあさん、その次の一番大きな青い のが、お父さん」 そこから少し離れた場所にある駐車場から、ハイキング途中の父親が 我が子にそれを見せていた。 「一番上のは?」 父親の言葉を受け、子供が七色の筒状の布を指さす。
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