23人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
共に生きてくれて、ありがとう。
たのしかったね。
家の中を散歩したり、お気に入りの場所で一緒に寝たり、
家族に話しかけてもらえると、ご機嫌だった。
あなたは人の話が、よく分かった。
何でもお見通しだったのね。
また会いたいなあ。
どこへ行けば会えるかな?
天国まで・・、行かないと・・・会えないの?
「泣かないで。そばにいる。
いつも、逢いに来る。
だから、悲しまないでね。」
中学校から帰ってきた翌日、
老猫介護をしていた メメちゃんが永眠していました。
当時、私は中学1年の折り返し地点にいて1月の終わり頃、冬でした。雨も雪も冷たく、身体だけではなく心まで凍ってしまいそうでした。
メメちゃんというのは、背中側が黒でお腹側が真っ白い外見の猫でした。私が生まれる前から祖父母の家に暮らしており、とても穏やかで温かい心の持ち主でした。他に数匹いた猫達よりも長く生きたので、23年間よくがんばりました。
最初のコメントを投稿しよう!